

一緒に暮らし始めて5年目になりますが、今も感じることはあります。
こんな感情を持った時にどうしているか、僕なりの考えをまとめてみました。
継親の方々、または継親をパートナーに持つ実親の方々に読んでもらいたいです。
悩み1:実親と比べてしまう
僕は結婚する前、色んな人から
「絶対に上手くいかないよ、止めておきな」
「お前、親になる覚悟あるのか?」
と言われました。
その頃は覚悟なんて言われてもわからないし、ただただ『良い親になるんだ!』という気持ちだけでした。
「理想の親像」というのもあり、そうなれるように頑張ろうと意気込んでいたので聞く耳も持ちませんでした。
新しい生活が始まってみると、本当に様々な壁が立ちはだかります。
何気ない会話や行動でも血の繋がりを意識してしまいますし、『血の繋がった親ではないと自分が思ってしまっている』という思いから、その意識を悪だと感じていました。
そんな感情が続くと疲れが溜まり、失望感に似たような感情を抱くようになります。
最悪、継子を嫌悪の対象として見てしまうこともあるかもしれません。
前回のブログにも書きましたが、無理に親になる必要はありません。
「自分は実親とは違う」ということを意識した方が気持ちも楽になります。
悩み2:継子が懐かない
僕が結婚した時、上の子は8歳、下の子は5歳でした。
小さな頃に再婚したため、この悩みはあまり感じることはありませんが、全くないということもありません。
子どもの機嫌が悪い時や疲れている時など、甘えたくなるのはママでした。
これは子ども目線から考えれば当たり前のことかもしれませんが、継親(僕)はそんなことにも敏感です。
下の子が夜驚症で騒いだ時、抱き寄せようとした僕から泣き叫びながら逃げる(これも仕方ないんですけどね…)
おはよう、おやすみ、おかえりなどの挨拶の温度差
最近は思春期や他の要因もあって、より一層挨拶はしなくなりました。やっぱりそれも寂しいですね。
単純に子どもとのコミュニケーションが足りていない、もしくはコミュニケーションの取り方が間違っていると思います。
これは単純に僕に言い聞かせているんですけどね。
話をすれば解決するのに、話ができていないことが多いです。
もっと会話(コミュニケーション)しましょう。
悩み3:ふとした時に孤独感を感じる
僕的にはこの悩みが一番多いですが、孤独感を感じる継親も割と多くいるようです。
僕自身は一人でいること自体は好きだけど、家族といる時に一人を感じると「孤独だな」と感じてしまう。
そもそも他人だった人が関係が出来上がっている関係の中に突っ込んでいくわけなので疎外感や孤独感が生まれても仕方がありません。
これについての僕の解決策は
家族と離れて他のことをする
です。
「家族だからみんな一緒に」という考えを一旦捨てて、一人でやりたいことをやります。
家族みんなで仲良く、全体をうまく回そう、などと考えているとどこかで誰かにしわ寄せがいきます。
『それをカバーするのが家族でしょ!』と言われそうですが、僕は一旦距離を置きます。
ただ、距離の置き方には気を付けてください。
孤独感を埋めるような距離の置き方ではなく、「一旦忘れられる何か」をして距離を置きましょう。
それが僕にとってはブログでした。
まとめ
実親と比べてしまう、血の繋がりを考えてしまう時は無理に「親」を意識しないでください。
継子との関係がギクシャクしているのであれば、コミュニケーションの取り方を考えてみましょう。
時間が必要なのか、言葉が必要なのか、お子さんによって違うと思うので答えは一つではないですが、少なくとも今のコミュニケーションの取り方は間違っているということでしょう。
孤独感や疎外感を感じたら、一旦距離を置いてみるのも一つの方法です。
無理に一緒にいる必要はありません。一緒にいなくても家族は家族です。
考えすぎる前に、シンプルに行動してみると思ったほど深刻ではない場合がほとんどです。
悩んだら一度、パートナーに打ち明けてみてください。
・継子が懐かない
・ふとした時に孤独感を感じる